ポリファーマシーをご存知ですか?

 

多くの薬を内服することで体に悪影響が出る

「ポリファーマシー」が問題となっています。

 

これは単に飲んでおられる薬剤の数が多いことではなく、

それに関連して薬物有害事象のリスクが増加すること、

服薬過誤や服薬アドヒアランス低下などの

様々な問題につながる状態のことを指します。

 

特にご高齢の方で問題が顕著になっており、

次のような報告もされております。

 

「5種類以下の投薬では、5.1%がフレイルになったが、

6種類以上では22.5%であった」

 

「6種類以上の薬を服用している人は、

5種類以下の薬を服用している人に比べて、

5.6倍フレイルになりやすかった」

Geriatr Gerontol Int 2018 より

 

実は、ポリファーマシーの原因としては、

医師側にも要因があります。

 

例えば、医師の薬物療法に対する過度の依存、

多剤投薬へのリスクの低さや医師自体が

減薬の仕方がわからないといったことが挙げられます。

 

減薬することは、副作用・有害事象の軽減だけでなく、

無駄な薬剤費の削減にもつながります。

 

当院では、医薬品の適正使用を心がけております。

 

他院に通院されておられ、現在処方してもらっている

主治医の先生にお話しにくい場合でも

ご相談に乗りますのでお気軽にお問合せください。

 

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一般内科/訪問診療・訪問看護/咳/骨粗しょう症/精神内科疾患/認知症

医療法人社団 明徳会 はしもと内科
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