はしもと内科医師 脇田です。
痛風とは、尿酸が体内に蓄積し
結晶化して関節などに痛みをともなう疾患です。
風が当たっただけでも痛むほどであり、
痛風と命名されたと言われています。
尿酸の結晶は比重が高く、
重力によって足部に沈着しやすいため、
足(特に親指の付け根)に痛みと腫れ、
赤みをともなうことが多いです。
【原因】
アルコールは肝臓で尿酸がつくられるのを促進し、
尿酸の濃度を上げてしまうため痛風の原因となると言われています。
そのほか、精神的ストレスや水分摂取の不足も原因となることがあります。
【治療】
症状の発生時は痛みの発生を抑える薬や
炎症を抑える薬などの投薬によって治療します。
症状が落ち着いたら尿をアルカリ化する薬剤や、
尿酸の排泄を促進したり、
合成を抑制する薬剤を使用しながら、
高尿酸血症の治療を行います。
また、生活習慣病として肥満、高血圧、
糖尿病、脂質異常症などの危険因子を伴うことも多く、
併せて検査を行います。
食事・栄養の改善、節酒、禁煙、運動療法などの指導もいたします。
はしもと内科のフィットネスセンターは、
健康増進、病気の予防・改善、体力づくり、
理学療法などを目的として、医学的な要素を取り入れた
メディカルフィットネスセンターです。
痛風や生活習慣病の方も是非ご利用ご考慮ください。
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医療法人社団明徳会 はしもと内科
総合内科専門医・神経内科専門医
医師 脇田 賢治(医学博士、予備自衛官 予備3佐)
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