はしもと内科医師 脇田です。
当院では、今年もインフルエンザワクチン接種を行います。
ヨーロッパの研究では、インフルエンザが
新型コロナウイルスの感染力を2倍から2.5倍
高める報告があります。
今年はインフルエンザワクチンを
接種する方が増える可能性もあります。
また、企業の出張予防接種も行っています。
インフルエンザ流行のピークの時期も
イキイキと働けるようにスタッフの健康を支える
集団の予防接種を是非おすすめします。
*企業様での実施に関しては、
各種ご要望に対応いたしますので、
どうぞお気軽にお電話にてご相談ください。
【接種をお勧めする方】
・高齢者と小児
・体力低下のあるかた(体力を奪われる)
・免疫抑制剤やステロイドを使用しているかた(重症化の恐れがある)
・肺気腫などの慢性的な肺病変を持っているかた(肺炎の危険が高い)
・心臓の弱い方(心不全の悪化の危険がある)
・肺炎を起こしたことがある方
・受験生や仕事を休めない方
・インフルエンザの方と接する可能性が高い方
インフルエンザワクチンの接種により、
発症予防、または、インフルエンザにかかっても
重症化を防ぐことが期待できます。
ワクチンが効くのに2〜3週間程度かかりますので、
インフルエンザが流行するまでに接種することが重要です。
生ワクチンではありませんので、
接種により感染を起こすことはありません。
まれに接種部位の痛み、腫れを伴うことがありますが 、
重篤な副作用は少ないワクチンです。
インフルエンザワクチン株は、世界保健機関(WHO)が、
世界中のインフルエンザの専門家の意見を元に
各シーズン毎の推奨株を決定 しています。
日本では昨シーズンおよび世界各国での
インフルエンザの流行状況と、国民がもっている
抗体の状況を考慮して毎年専門家で会議をします。
その結果を元に厚生労働省によって決定されています。
しかし、インフルエンザウイルスは部分的な変化を繰返しており、
毎年流行する型が変わります。
流行する型にあったワクチンを打たないと
発症予防の十分な効果が期待できません。
また、インフルエンザワクチンの効果持続期間が約5ヵ月と短いため、
毎年接種する必要があります。
参考文献:サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP) 9月11日
接種をご希望の方はお早めにご予約ください。
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医療法人社団明徳会 はしもと内科
総合内科専門医・神経内科専門医
医師 脇田 賢治(医学博士、予備自衛官 予備3佐)
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