こんにちは、はしもと内科医師 脇田です。

今回は、コーヒー、お茶の効果についてです。

 

「ハーバード医学教授が教える 健康の正解」によると

コーヒーやお茶にはカフェイン以外にも

たくさんの抗酸化物質が含まれており、健康に良いとされています。

特にコーヒーは世界中で飲まれており、多数の良い報告があります。

 

◆コーヒーの効果

 

①死亡率が16%低下

②がんのリスクを低下(女性の結腸がん、肝細胞癌、男性の前立腺がん、食道がん)

③心臓疾患のリスクを44%低下

④糖尿病リスクを50%低下

⑤うつ病のリスクを20%低下

⑥アルツハイマー病のリスクを65%低下

⑦胆石の発症を45%低下

⑧白内障の予防効果

⑨肥満の人の脂肪燃焼率を10%、痩せている人は29%高める

⑩ドーパミンの分泌を促す

⑪カフェインを摂取した運転手は事故を起こす確率が63%低い

⑫筋持久力が向上

 

さらに、国立精神・神経医療研究センターの報告によると

緑茶を1日4杯以上飲む人は、1杯以下の人より、

うつ病のリスクが半分になるとのことです。

 

カフェインには、覚醒作用がありますので、

朝にコーヒーを飲むことは頭がシャキッとしてよいのですが、

半減期が4-6時間と長いので、睡眠に影響しないよう

14時までに飲むようにしてください。

 

また、缶コーヒーには角砂糖3-4個分、

甘いカフェオレには角砂糖10個分以上、

コーラ1缶には角砂糖14個分 の糖質が含まれていますので、

コーヒーはブラックで飲むようにしてください。

 

はしもと内科のフィットネスセンターでは、

健康増進、病気の予防・改善、体力づくり、理学療法などを

目的として、医学的な要素を取り入れたメディカルフィットネスセンターです。

また、休憩時間には、健康に良いコーヒーのサービスもございますので、

是非ご利用ご考慮ください。

 

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医療法人社団明徳会 はしもと内科

総合内科専門医・神経内科専門医

医師 脇田 賢治(医学博士、予備自衛官 予備3佐)

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