はしもと内科医師 脇田です。
実は、日常生活動作(ADL)の低下は
中年期にも起こり始めているのです。
2017年カリフォルニア大学により
アメリカ内科学会誌に報告されています。
日常生活動作
(①入浴、②着替え、③移動、④トイレ、⑤食事)
に支障のない50歳から56歳の男女を対象に、
2年おきに最長20年、追跡調査を行いました。
結果50歳から64歳の間に5つの日常生活のうち
1つ以上に支障をきたした人の割合は
22%(約4人に1人)にものぼりました。
また、このうち9%は2年後、
別の日常生活に支障をきたすようになり、
4%は死亡(若死)してしまったのです。
この報告では、中年期から身体機能の低下を
防ぐ策を講じるべきだと述べており、
はしもと内科では、運動を強くおすすめします。
また、2015年イギリスにてJackson SEらが
50歳以上の男女を対象にした調査によると、
パートナーが身体的にアクティブになると、
もう一方のパートナーもアクティブになりやすいことが
統計的に示されました。
つまり、奥さんまたは旦那さんを誘って運動を始めれば、
お互いが刺激しあって継続して行く可能性が高いということです。
はしもと内科フィットネスセンターの利用者様からも
「お互い励ましあっているときの空気感とノリが楽しい」
「運動をやりきったあとの達成感をみんなとわかちあえるので楽しい」
「みんなががんばっているのだから、自分を続けようと思う」
等ご意見を頂いております。
はしもと内科のフィットネスセンターでは、
健康増進、病気の予防・改善、体力づくり、
理学療法などを目的として、
医学的な要素を取り入れたメディカルフィットネスセンターです。
是非ご利用ご考慮ください。
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医療法人社団明徳会 はしもと内科
総合内科専門医・神経内科専門医
医師 脇田 賢治(医学博士、予備自衛官 予備3佐)
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