こんにちは、はしもと内科医師　脇田です。

以前は、少量の飲酒は健康にいい

というのが常識でした。

しかし、最近の研究では、

高血圧、脂質異常症、脳出血、乳がんなど、

飲酒量が増えるほどリスクが高くなることが

明らかにされました。

つまり、少量の飲酒が死亡率を下げるという、

「Jカーブ」のメリットはほとんどなく、

お酒は飲めば飲むほど病気のリスクを高めると

考えられています。

また、飲酒は、睡眠の質を悪化させ、

睡眠障害の原因にもなります。

とくに多量飲酒では、うつ病のリスクが3.7倍、

認知症のリスクが4.6倍にも高めます。

お酒を飲んでいる限り、不眠になり、

メンタル疾患にもなりやすくなります。

飲酒するとストレスホルモンである、

コルチゾールの分泌が増え、飲酒期間が長くなるにつれ、

ストレス耐性が下がり、抑うつになります。

つまり、「お酒でストレス発散できる」という考えは、

間違いだったのです。

ストレスが溜まって、飲酒量が増えることは、

うつ病に向かって一直線の状態なのです。

さらに、アルコールを時々飲む人に比べて、

1日3合以上大量に飲酒する人は、

自殺のリスクが2.3倍に増えるという研究もあります。

はしもと内科では、健康日本２１に基づき

適量飲酒や休肝日など正しいお酒の飲み方や禁酒のサポート、

各種メンタル疾患についても、しっかり対応いたします。

お酒で悩んでいる方やその家族の方がいらっしゃる場合、

是非受診ご考慮ください

お電話でのお問い合わせはこちらをクリック！

はしもと内科　岩地本院

tel:058-245-5641

今嶺はしもと内科　今嶺

tel:058-268-0511

**********************************************

医療法人社団明徳会 はしもと内科

総合内科専門医・神経内科専門医

医師　脇田 賢治(医学博士、予備自衛官 予備3佐)

************************************************