こんちには、はしもと内科医師 脇田です。

 

当院には、眠れないという訴えで

来院される方が多数います。

そのほとんどの人に、睡眠に悪い影響を

およぼす生活習慣を認めます。

ぐっすり眠るためには、寝る前2時間、

脳をリラックスさせる必要があります。

 

今回は、みなさんに、 「スタンフォード式 最高の睡眠」

西野精治著をご紹介します。

 

①入浴(シャワーではなく湯船に浸かる)

深い睡眠には、体の深部体温の低下が必須です。

そのためには、寝る前90分前までに

水温40度の湯船に15分間浸かってください。

そうすることで、風呂から上がると、

徐々に深部体温が低下し、ぐっすり眠れます。

 

②照明と室温

寝るときは、豆電球も消し、

外の光が入らない厚いカーテンを用いて、

真っ暗な環境で眠りましょう。

僅かな光でも睡眠物質のメラトニンを 抑制してしまいます。

快適に眠るためには、

夏は25-26度、 冬は18-19度の室温にします。

やや肌寒いですが、

睡眠に入るには深部体温を下げる必要があるため、

室温は低めにしてください。

 

③飲酒をやめる

飲酒は睡眠に悪影響なのです。

飲酒は寝付きは良くしますが、

その後、早くに目が覚めてしまい、

そこから眠れなくなり、

結局睡眠時間が 不足するようになってしまいます。

飲酒をしていて、眠りが悪い人は、

禁酒するようにしてください。

 

④興奮系の娯楽を避ける

ゲーム、テレビ、パソコン、映画などが

興奮系の娯楽であり、 興奮物質であるアドレナリンが出て

交感神経優位となり、眠りにくくなります。

寝る前2時間は、新聞、雑誌、本などを読んだり、

クラッシック音楽を聞いたり、マッサージやストレッチ、

家族と団らん、ペットと遊ぶなどして、副交感神経優位の

リラックス状態が必須です。

 

はしもと内科睡眠外来では、まだ睡眠外来自体が、

珍しいため、名古屋や一宮市など、

遠方からも治療相談受けております。

 

不眠・いびき、無呼吸など睡眠に関するお悩みは

すべて対応しておりますので、お気軽に受診してください 。

 

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医療法人社団明徳会 はしもと内科

総合内科専門医・神経内科専門医

医師 脇田 賢治(医学博士、予備自衛官 予備3佐)

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