こんにちは、はしもと内科医師　脇田です。

 

今回は、経済学者、ロバート・フランクによって提唱された、

自分の持っているものを、

地位財、非地位財の２つに分けて考える方法を紹介いたします。

 

地位財とは、「周りとの比較により満足を得るもの」と定義され、

資産や社会的地位の他、

家、車、ブランドの服といった所有物を指します。

 

一方、非地位財は「他人との比較とは関係なく幸せが得られるもの」であり、

健康、自由、愛情、自主性などを意味し、物質的なものは含みません。

 

著者によると、両者とも人を幸せにすることに変わりないのですが、

地位財による幸福感はすぐに消えてしまうのに対し、

非地位財による幸福感は長続きするとのことでした。

 

そこで、皆さまも、持続的な幸福のためには、

お金や車、ブランド品といったものを所有することにこだわりを持つより、

健康や人とのつながりや愛情、自由を満喫することに重点をおいた方が

持続的な幸福を得られやすいと思います。

 

これから、人生100年時代ですので、

生活習慣病にならずに健康で、

何歳になっても自分で歩ける

そんな、持続的幸福のためにも、

はしもと内科のメディカルフィットネスセンター

是非ご利用ください。

 

参考文献

ロバート・H・フランク（2017）　

「幸せとお金の経済学-平均以上でも落ちる人、平均以下でも生き残る人」　フォレスト出版

 

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医療法人社団明徳会 はしもと内科

総合内科専門医・神経内科専門医

医師　脇田 賢治(医学博士、予備自衛官 予備3佐)

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