こんちは、はしもと内科 医師 脇田です。
今回は、寝たきり予防をご紹介します。
まず、脳卒中や怪我などをしない限り、健康な人がいきなり、
寝たきり状態はなることはありません。
寝たきりと健康のちょうど中間にフレイルという状態があります。
フレイルとは「虚弱」のことであり、「加齢により心身が老い衰えた状態」です。
そのまま何もしないと、徐々に弱って寝たきり状態になってしまいます。
したがって、フレイルを防ぐことが寝たきりを防ぐことになります。
しかも重要なことに、フレイルであれば、運動、リハビリ、社会参加、
栄養をしっかり摂るなどの対応をすることで、健康な状態に戻ることが可能なのです。
次にフレイルの予防法です 。
①運動
はしもと内科ブログを熱心に読んでおられる方なら、そろそろお気づきだと思いますが、
フレイルの最大の予防は運動です。1日20分散歩するだけでも、よい予防になります。
ただ、高齢者の場合、腰が痛い、膝が痛いと言われ、
家族の方も痛いのに無理に歩かせるのはかわいそうとか
転んで骨折したら困ると家から出さないようにすることは
「いたわり」や「優しさ」ではありません。
はしもと内科のフィットネスセンターは、健康増進、病気の予防・改善、体力づくり、
理学療法などを目的として、医学的な要素を取り入れたメディカルフィットネスセンターです。
是非ご利用ご考慮ください。
②バランスの良い食事
100歳以上の長寿者を対象とした「百寿研究」では1日3食きちんと食べる人が9割をしめ、
食事んも量は70代の頃と変わらない人がほとんどでした。
高齢者の場合、痩せがフレイルを進める原因となることもありますので、
3食きちんと食べることが長生きの秘訣です。
③社会参加
孤独、家に閉じこもる、外出が少なくなるなど、「社会性の低下」が
フレイルになりやすい人の特徴の1つです。
はしもと内科デイサービスは、日帰り温泉に行くような感覚で来ていただく施設で、
入浴し美味しいお食事を食べていただき、リハビリしてゆったりと過ごしていただけます。
また、皆様、遊歩道を散歩されたり、外気に触れて過ごされたりしております。
「おもてなし」の気持ちを持ってお迎えし、
1日を穏やかに楽しく過ごして頂けるように心がけており、
利用者様同士のコミュニケーションが図れるように声掛けに努めさせて頂いております。
誕生日会をはじめとした月行事や、
夏祭り、クリスマス会、節分といった季節ごとの年間行事もあり、
レクリエーションとして、おやつ作り、折り紙や牛乳パックを使った作品作りにも挑戦します。
「社会活動」「つながり」は認知症予防にもなりますので、是非ご利用ご考慮ください。
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はしもと内科デイサービスセンター
Tel:058-247-0816
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医療法人社団明徳会 はしもと内科
総合内科専門医・神経内科専門医
医師 脇田 賢治(医学博士、予備自衛官 予備3佐)
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