こんにちは、はしもと内科医師 脇田です。

 

今回は、漢方外来の紹介です。

 

漢方医学は古代中国で発達し、2000年以上にわたり、

人々の健康を守ってきた医学です。

 

自然の生薬を使用し、発汗させたりすることで、

人間に備わった自然治癒力を高めることで病気を治します。

漢方医学の根底には、大自然に生かされ、

大自然と一体の命としての人間としてとらえる東洋思想があります。

さらに、40年程前より、漢方薬が保険治療の中で使用できるようになりました。

また、漢方薬は、体質改善で長く飲んで効果が出るイメージだと思われていますが、

意外に早くシャープに効くものもあります。

 

はしもと内科では、

風邪、不眠、不安、めまい、胃腸炎、更年期障害、夏バテ、冷え性、

認知症の興奮状態などに対して、

患者さんの状態に応じて、漢方薬を処方致します。

 

そこで、今回は、夏に出番の多い清暑益気湯の紹介です。

 

構成生薬として

「黄耆・人参・麦門冬・朮・当帰・五味子・陳皮・黄柏・炙甘草」

が入っています。

 

麦門冬は滋養強壮作用で身体に必要な津液を補充するはたらきがあります。

麦門冬はジャノヒゲの根っこで、ジャノヒゲはお庭によく植わっています。

 

五味子はチョウセンゴミシの実で、韓国のおみやげとしても人気の生薬です。

もれでる汗をとめて渇きを癒す働きがあります。

 

黄耆・人参・朮・炙甘草には気を補い胃を守る働きがあります。

黄柏には熱をさます働きがあります。

 

清暑益気湯は、元気のない「気虚」の

人につかう補中益気湯の夏ばてバージョンのような漢方薬だといえます。

気を補って、身体を滋養し、熱をとります。

 

夏バテ気味の方、はしもと内科の漢方外来で、

今年も元気でのりきりましょう!!

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医療法人社団明徳会 はしもと内科

総合内科専門医・神経内科専門医

医師 脇田 賢治(医学博士、予備自衛官 予備3佐)

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