医療法人社団明徳会 はしもと内科

医師の脇田 賢治です。

 

「週刊 東洋経済」2018年 10月13日号

「認知症と付き合う」を読みました。

 

「認知症は治る」ではなく「認知症と付き合う」。

認知症は、治りはしないけど、上手に付き合っていけば、

それほど恐ろしい病気ではないという趣旨でした。

 

主な内容は、

 

#認知症は学習療法で予防・改善ができる。

#認知症の35%は予防可能(2017年ランセット)

#認知症の人は環境で改善

#介護離職しない方法

#認知症の人を守る介護保険の活用法

#コウノメソッドについて

など、読んでいて気分が明るくなる記事が連発されておりました。

 

#認知症は予防できない。

#認知症は改善しない。

#家族が認知症になったら、介護地獄に陥る。

そんな、過去の誤った常識を、最先端の研究、最新の情報で上書きすることで、

「不安」が「安心」に変わります。

 

医療機関を選ぶときのポイントとして、症状に合った石を選ぶと良いとのことであり

認知症+パーキンソン症状や脳卒中、認知症+高血圧や糖尿病がある場合には、内科を受診する。

うつ傾向や興奮がひどい場合には精神科受診を勧めていました。

 

当院もコウノメソッド実践医の1つであり、
安心して認知症の患者さんも受診していただけると思いました。